趣味で始めた鉄道模型ですが、
こだわりが強く、製品として売っていないものまで作るようになりました。
あくまで、本業は税理士ですので趣味の領域です。(笑)
さて、ことの発端ですが・・・・
トワイライトエクスプレスの定期運行が終了し、
その後JR西日本の発表で編成を組み替えて山陽、山陰を走るという情報を知って、
2015年の5月から約10か月にわたり
「特別なトワイライトエクスプレス」の撮影に頻繁に出かけるようになりました。
そして、その年6月19日の月曜日には、
訓練で津和野から帰ってきたやまぐち号と
特別なトワイライトエクスプレスが新山口駅で並びました。
この時限りのことだったわけですが、かなり興奮しました。そして、いつか模型でこの光景を再現したいと思ったものです。
この出来事がきっかけで、
2017年の春からやまぐち号の12系レトロ客車の製作に取り掛かり、
それが完成した2018年の初夏あたりから、
TOMIXの16番ゲージで発売されていたトワイライトエクスプレスセットを使って、
まず第3編成を製作することとし、
最終的に客車を足して特別なトワイライトエクスプレスの再現を目指しました。
いざ作ると決めたものの、
決め手となるTOMIX製品と同じボディの色をどのようにするか、
作業としてはどの車両から手を付けるか等、
しばらく考えましたが止まっていては前に進まないので、
とりあえず近所の模型店の店長さんに相談してはみたものの、
結局答えがでないまま改造に着手しました。
それで車体の工作については比較的早く完了しましたが、
色の研究、つまりあの深い緑の表現方法の結論を出すのに
11か月も要してしまいました。
この特別なトワイライトエクスプレスが2021年9月に雑誌に掲載されました。
RM MODELS 314号 (2021年9月21日発売)
この雑誌のP34から6ページにわたり、
田中和寛作の「特別なトワイライトエクスプレス」が掲載されています。